ダイグラ尾根、梶川尾根周回。(本山まで)

左がダイグラ尾根、真ん中くさいぐら尾根挟んで、隣の尾根いちばん右が梶川尾根。



2012/8/26 飯豊連峰 飯豊山(2105.2m)
ダイグラ尾根登り、梶川尾根下り。

コースタイム
3:05飯豊山荘ー3:51吊り橋4:08ー5:57休場ノ峰ー6:47千本峰ー8:07宝珠山の肩ー8:45宝珠山ー10:05飯豊本山ー10:35駒形山ー11:09御西岳ー11:31御西小屋ー12:02天狗の庭ー12:24御手洗ノ池ー13:34烏帽子岳ー13:49梅花皮岳ー14:08梅花皮岳小屋ー14:28北股岳ー15:09門内岳ー15:27扇ノ地紙ー15:53梶川峰ー17:04滝見場分岐ー17:28湯沢峰ー18:31飯豊山荘

※休憩含む



ダイグラ尾根。先週渡渉ポイントを下見して大丈夫そうだったので近いうちに行きたいと思っていました。
そして、29日から夜も仕事が始まるときいて、 始まれば一ヶ月近く続くし、そのうち稲刈りが始まったら休みないし、10月だと陽が短くなるので日帰りもキツいし、、、
こりゃ行けってことでしょ!!っと勝手に解釈して行って参りましたよ。けっきょく三連ちゃんで飯豊~。
今回は本山から梅花皮岳間の未踏エリアを歩きたいってことでダイグラ尾根~梶川尾根の周回してきました。
単純にコースタイムを計算すると、22時間10分。
までも、やってる人はやってるし。
時間足りなきゃ、本山まででダイグラピストンでも石転び沢下ればいいし。(石転び沢はアイゼン忘れてきちゃって最初から無理になっちゃったけど。。。) 
最終的には、日没までには梶川尾根まで行けて大大満足な一日となりました♪
しかも、今回で朳差岳~切合小屋までの飯豊連峰主稜線が繋がった!残すは、最高峰大日岳と三国岳だな。




今回も前日イン。
関川ゆーむで汗を流す。SDカード持ってると100円引きで400円。おっとく~。
関川花火やってたみたいだけど、終わってた...。
22:30には就寝。
翌2:00起床。飯豊山荘を目指す。
準備して、真っ暗闇のなかスタート!

3:05湯沢ゲート発。

ヤバい!予想以上にコワい。
見上げれば木々の間から満点の星空が綺麗。
だけど、それどころではありません!
沢が近くて、沢の音で鈴の音がかき消されてしまう為、ときどき雄叫びを上げ周囲に存在を知らせます。
いっかいガサガサと動物の気配が!思いっきり威嚇して距離が開いたと思ったら一気に先に進みました。コワくてナニモノか確認できなかった。
無我夢中で進みようやく桧山沢の渡渉ポイントへ。

登山靴を脱いで、裸足で渡ります。

めっちゃ冷たい!
水量はこの前と変わらない感じで、ズボンまくり上げたんだけど膝上くらいまで。
無事に渡り終えて、登山靴を履き直します。
ココからは登ります。高度を上げるにつれ沢音も小さく、なにがコワいって沢音に混じってなにか聞こえやしないかとビビってましたから。
だんだん緊張もほぐれて来ました。

そうこうするうちに、夜明け。

朝日は休場ノ峰で見たいと頑張ったけど、間に合わず。。


 
ほんの少しキレイな朝焼けが見れたと思ったら、雲に隠れて一瞬で終わってしまいました。
種蒔の池を過ぎ、長坂清水もパスして先へ進みます。

振り返ると、枯松峰、大境山、さらに奥には光兎山が霞んで見えました。手前の山は倉手山っぽいです。

休場ノ峰。まだまだ先はスゴく長い。。。飯豊本山は宝珠山に隠れてみえません。

アップダウンがスゴい!

千本峰を振り返る。

ここらへんの大又沢側のトラバースが藪で足場が隠れててデンジャラスでした。

野いちご?

たくさん登山道脇に実ってて、食べたかった!けど、わからなかったので我慢しました。見た目イチゴじゃん。

宝珠山の肩に到着。

登ってきた尾根を振り返る。

宝珠山山頂。奥には飯豊本山!

ヤバい!宝珠山カッコいい!!眺めも抜群!!!

左奥には、大日岳も顔を出しました。くさいぐら尾根のY字雪渓と秋田のぞみの平。(なぜ秋田?)
十分景色を堪能したら、出発です。
ココからかなーり下ります。宝珠山から本山までのコースタイムは2時間。
え?2時間でホントに着くのってくらい下ります。
下ってるところで、4人組パーティーと単独の方とスレ違いました。吊り橋壊れててだれもいないかなー?と思ってたのでちょっとビックリ!使う人は使ってるみたいです。
ちょっと情報交換して登ります。

宝珠山を振り返る。

さらに振り返る!

鞍部に単独の方、宝珠山山頂に4人組の方々が休んでるの見えるかな~?

ダメ押し。やっぱカッコいいわ。

登り返しの急坂を登り終えたあたり!ここらへんが御前坂なのかな?右奥には大日岳!

あとはココを登りきるのみ!

2度目の飯豊本山、10:05山頂到着!うん、予定通り!

お供え物のコーラは僕の証。

ダイグラ尾根を振り返る!

今回は山頂付近、ガスで覆われてなく見晴らしも良好です!
この日同じく、ひろさんもテン泊で来てて本山着が9時だったみたいです。あと、1時間早く着けたら会えたんだけどなぁ。
すでに、ダイグラ尾根を登り終えた事で達成感でいっぱいですが、まだまだ先は長い。

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