御前ヶ遊窟(2017.9.24)


気になっていた御前ヶ遊窟(ごぜんがゆうくつ)。なかなかタイミングを逃して行けていなかったところ
急に明日は休み!って言われたのでこれはチャンスってことでようやく行けた。
何人か声かけてみたけどやっぱり誰も行ける人がいなくて一人でヘルメットにハーネスで完全装備で歩いてきました〜
その方が安心です

(※写真クリックで大きくなります)




 丸渕わらび園にある案内図

わらび園の先をしばらくいくと登山口へといく脇道がある。
登山口までは数100メーターとのことだし、何より道は薮っぽいので路側帯に車を停めてそこから歩く
準備をしていると宇都宮ナンバーの車がやってきた。おじさん二人組もシジミ沢からのルートを考えてるようで情報が欲しかったようだけどあいにくこっちも初めてなので何も力になれなかった。
先に準備を済ませて出発!



 登山口にいく道。薮っぽい



 登山届けを記入して出発。ここもしめ縄がある。御神楽岳にもあったな



 意識して撮っていなかったけど、多分これは御前ヶ遊窟のある846m峰と井戸小屋山が写ってると思う。違う?



鍬ノ沢1回目の渡渉点。容易
この先この鍬ノ沢沿いを歩いて、菅倉沢、鍬ノ沢をもう一回と計3回渡渉がある



ソウケエ新道合流点。右へ行くとソウケエ新道、左に行くとシジミ沢になる



合流点のところにシジミ沢の詳細図あり。外れてひっくり返ってるので見逃し注意!でもその先にもう一個おんなじ看板あり。



 足元にはちっこいキノコ



 でっかい大木!



 おそらく地図表記にあった水場。登山道の真下から水が出ていた。軽く口を潤す



 対岸のスラブ。この上がソウケエ新道になる



鍬ノ沢。最狭部か!?すごい切れ込み

鍬ノ沢遡行してシジミ沢行けばいいんじゃない!?と思いかけてたけどコレみて無理と感じた
ソウケエ新道合流点までとかだったら行けそうかな?



 フラストレーション溜まるヘツリ道。夜露で濡れる薮、見えない足場、濡れる足

ゲーターを忘れたので沢登り用のゲーターを使用。やっぱり水が徐々に伝ってきて靴の中ぐちょぐちょ
めんどくさがらずに沢靴で歩けば良かった!



 そしてくっつき虫がすごい


イワナが悠然と泳いでいた



御前ヶ遊窟の岩峰群が見えてきた



菅倉沢を渡渉。対岸の登山道は数m下流。ピンクテープが下がってる



いよいよ岩峰が正面に見えてくる



鍬ノ沢渡渉点上流にある滝。難しそう



ダイモンジソウ


 シジミ沢序盤の様子

取り付いてすぐは大岩の苔むした枯れ沢
この苔が滑る滑る。手足フル稼働で登って行く



 スラブ?滑滝?の始まり

やはり濡れているところは滑るので乾いたところを繋いで登る。
基本的に右岸左岸のどちらかにトラロープはある




 下まで伸びるスラブの滑り台



ここで大休止!

別にドボンしたわけじゃないんだけど、、、ヘツリ道の藪漕ぎで濡れた靴下を絞って少しでも乾かす!
日向ぼっこが気持ちいい〜♪
ここでゲーターも外し身軽になる



ほぼほぼ沢伝いに登ってきたが、ここは傾斜が急なのでピンクテープを追って右から回り込む




回り込んだ先。ピンクテープは右の草付きの中へ
ここはこのままスラブを登って行けるようなので写真中央を登る




ここも左の草付きを伝って上部へ
登山道のある右側草付きに戻ろうかと思ったけど、上まで行ける確証が持てたのでこのままスラブを登った



中央の草付きを伝って薮に突入。すぐに右から回り込んできた登山道とぶつかる。
ちょうどソウケエ新道との分岐付近に出た



洞窟内部



内部から。意外と奥行きがある



846m峰。てっぺんまで行ける



すごい!!



尾根に上がると踏み跡がある

遊窟からの登りはスラブを途中まで登り、途中で尾根に向かって左上して尾根に出る



山頂に支点あり。懸垂下降用?



ここを登ってきた〜!!(南側)すごい景色。無事に登れたことに感謝



 会越国境。この山域気になってきた



 こっちは北側


 お立ち台。飯豊は雲かかってる



 記念撮影!

山頂は狭いけどまだ誰も来ないだろうから山頂で休憩とする
シジミ沢を覗いてみるけどおじさん二人組の姿が見えない。大丈夫かな?
しばらく休憩して降りにかかる
もうお腹一杯なので降りは井戸小屋山経由で下山する
距離は長くなるけど井戸小屋山経由の方が時間も短縮できるみたい
ソウケエ新道はまたの機会ってことで。



井戸小屋山へは鞍部まで一旦降って、この登り!
井戸小屋山山頂までは一部岩稜、痩せ尾根、ロープ設置箇所あり


 井戸小屋山山頂。展望あまり良くない



 なんでしょう?



これはなんでしょう??


井戸小屋山からの降りは概ね平凡で歩きやすい。危険箇所はないけど下の方は傾斜が強くて滑りやすい!
杉林の植林地が出てくるとまもなく林道に。この林道を左に
さらに降って行くと舗装道路に出る
出たところを確認するとたきがしら湿原が近いのでどんなところか見に行く




たきがしら湿原

意外と観光客?散策に出てる人がいっぱいいてこの格好だと場違いそうなのでこの位置で辞めた。笑
どんな感じのところか見れたのでヨシ!
あとは車道を歩いて駐車地点に戻る


途中崩壊した車道

この崩壊が原因でこの車道の通り抜けは不可となっている
たきがしら湿原へは大尾から入ることになる
駐車地点に無事下山!おじさんたちの車はすでになかった





御前ヶ遊窟、井戸小屋山(902m)


2017年9月24日(日)
 
メンバー; dsk(単独)

◯コース

7:01駐車地点ー7:33ソウケエ新道合流点ー8:46シジミ沢取り付きー10:19御前ヶ遊窟ー10:34~11:25 846m峰ー11:40井戸小屋山ー12:21林道ー12:40舗装道路ー12:52たきがしら湿原ー13:27駐車地点

846m峰まで
登り:3時間35分
降り:2時間2分

※休憩含む




下山後のお楽しみ〜


七福荘で入浴。綺麗な施設で500円
こんな山奥にある施設なのにけっこうお客さんいた!
その中に宇都宮のおじさんもいた!少しお話させて頂くとシジミ沢のスラブに入ってから2本目のロープのところで握力がなくなって引き返したそう。聞くところによるとそのおじさんは年齢が80代だそうでびっくり!モチベーションがすごい。こんな風に歳とりたいわ




それから新潟に繰り出して石井スポーツでアイゼンの修理を依頼して、「滋魂」で濃厚味噌ラーメン、対岸は濃厚海老ラーメン的な?を食べて帰宅








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